アーカイブ: : 7月, 2019

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グローバルスカラーシップ結果

結果が補欠合格。というのが前までの記事でした。今回補欠合格から繰り上げ合格になるまでの話をしたいと思います。

最初「補欠合格」という連絡をいただいた時は

「補欠か・・・繰り上がるかな・・」と考えましたが自分なら回ってくるに違いない、

と、それからは院試と卒論に励みました。

無事卒論を終え、院試も終え、4月に他大学に進学しました。(ちなみにこの大学も経団連奨学金募集対象校に入っています)

入学してしばらく経った4月下旬にメールが届きました。繰り上げ合格の連絡です。

「GW明けまでに返信お願いします」とのこと。

留学計画を中止する場合も連絡することになっており、

今回はパス、という選択も無かった訳ではないですが、次の機会を掴む保証がないこと、チャンスを掴み取れるほど優秀ではない、

ということは自分が一番よくわかっている。

返信はもちろん「Yes」。奨学金を使って留学をしたい、ということを伝えました。

GWは留学計画の練り直し(大学が変わったので協定校を確認する、自身の研究ができる大学探し・・etc)に追われました。幸いにもGWという時間を利用できたので海外の大学とのやりとりはスムーズにできました。GWは日本だけですからね。

その後は書類を提出し、課題共有会という、奨学金受給者が集まって留学の意気込みや課題の提出方法等、他の学生と交流する会にも参加しました。

面接官だった方ともその会で再びお会いしました。

というように、おそらく私のケースは特殊なのかもしれませんが、

これからこの奨学金を利用して海外に留学したいと考える学生に少しでも参考になればと思います。

補欠として回ってきた理由として、話を伺ってみたところ、合格者の中にトビタテ の受給が決まり、辞退する学生が何人か出るそうです。(経団連の奨学金は他の奨学金制度との併用は不可です)

ここからの話は余談ですが、

私が応募した2018年度では募集人数が30名で一人100万円支給でした。

ですが2020年度では募集人数が20名で一人200万円支給になっていることに気づきました。

チャンスを手にできる人の数は減るけれども支給金額が増えているのは何か狙いがあるのか、辞退者を減らすためなのかわかりませんが。

独り言です。

以上

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グローバルスカラーシップ選考

前記事に引き続き奨学金、経団連グローバル人材育成スカラーシップについて書きます。特に今回は選考から奨学生決定までの流れです。

私がこの奨学金に応募した時、もちろんネットで選考の情報や何人の学生が応募しているのか、等を検索しました。ですがあまり検索でヒットしない、情報が少ないように感じました。なのでこれから書く内容は、あくまでも私、個人が経験したこととして読んでいただきたい。ちなみに2018年度応募です。

書類選考を通過し(メールで10月中旬に来ました)、二次選考に必要な書類を提出します。

そして11月下旬に個人面接がありました(これもメールで案内が来ます)。

服装ですが、その案内では普段着でOK, とありました。あまり堅苦しい雰囲気にしたくないと思ったのでオフィスカジュアルで行きました。

経団連、ということもあるので、おそらく他のほとんどの学生はスーツだろう、と思ってはいましたが、自分の面接時間のタームで見た学生全員スーツでした。

個人面接は15分でした。

面接官が、確か自分の前に3人ほど、そして自分が座る椅子の後ろにも1人はいたと思います。3人の面接官でメインで質問をする人、その方がした質問をさらに深掘りするかたちで他2人の面接官からの質問、というような流れであっという間の15分間だった。

質問内容は(記憶に残っている問い)

自身の長所・短所、一番苦労した経験の主に2つだったと思います。あとは留学先で何をするか、留学計画とその実現可能性。(その時点で留学先候補として提出した大学は実はUBCではなかったので)

面接官の方によって質問内容は異なると思いますのであくまで参考までに。

個人面接から数日後、

メールで結果が送られてきました。補欠合格。

欠員がでた場合に連絡が入る、とのことだが、

一体何番目の補欠? ということはわかりません。

続きは新たに記事にします。

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経団連グローバルスカラーシップ

留学前準備に関する記事に引き続き、今回は奨学金についてお伝えしたいと思います。

ちなみにすでに2020年度の奨学生選考が開始されているんですね。

詳細は経団連グローバルスカラシップのサイトで確認していただければと思うのですが、

私なりにこの奨学金の良いところ、応募した理由について書きます。

①選考方法が他の奨学金に比べて比較的簡単

この表現だと少々誤解を生んでしまうかもしれないので少し説明を加えます。

実はトビタテ留学JAPAN に応募しようか検討もしていました。ですが、応募するためにかける時間と選考に通過できる可能性を考慮すると、トビタテ の場合、志望動機、渡航先での計画等あらかじめ細かく決まっていないと書くことができない、書類審査が通ったとしてもその後の選考で東京に数日間行かなければならないことから、

自身が他大学の大学院受験と卒論を控えていたので時間的にも厳しいと判断しました。

決してトビタテ を否定している訳ではありません。むしろ資金面ではトビタテ の方がかなり条件が良いです。さらに留学を控える他の学生との交流やサポートも充実していると思います。(これは私がトビタテ の奨学金を受給した友人から聞いた話の感想です)

その点において、経団連の奨学金は最初にWeb登録で自身の長所や短所を簡潔に書く、というように時間的にも負担が少ないと思います。

②応募最終要件(語学/ GPA)の壁が比較的容易

最終的には語学要件を満たす必要があります。(書類審査や個人面接の時点で語学要件を満たしていなくても大丈夫です)

GPAが2.0以上, TOEFL iBT61点 or IELTS 5.0以上であれば合格です。

GPAは奨学金を応募する時点でどうにかできる問題ではない、ある意味重要なところです。特に留学を検討する学生の多くは学部3~4年だとすると、大学入学から時間が経ち、だらけてしまってGPAが良くない、なんてことはよくある話です。私も大学2年後半でGPAが2.0を切ってしまうほどだらけていました。

語学に関して、よくTOEFLとIELTSどっちが良い?という質問、そしてその質問に答えたWebサイトが存在しますが、

経団連の要件を満たす、ということだけで考えればどちらでも良いと思います。

TOEFL iBT 61点、IELTS 5.0という数字は大学受験を乗り越えた学生ならこの目標到達は難しくないはずだと私は思います。(私が初めて両方受験してみた時で既にTOEFL 62, IELTS 5.5でした)

ただ、ここで一点注意したいことは、

この語学要件は海外の大学の語学要件を全く満たしていない、十分ではない、ということです。私はIELTS派なのでIELTS基準で言うと、留学するには最低でもIELTSS6.0~6.5はないと厳しいです。

経団連の語学要件は満たしているけど留学先の語学要件を満たしていなくて留学できない、なんてことにならないように注意していただきたい。

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留学開始までの道のり

留学開始までの道のりは長いようで意外とあっという間だ。

まず結論から言うと以下画像のような流れで進んでいきます。

最初に奨学金のアプライから行いました。「普通留学先とかとりあえず決まってからじゃないの」って思った方は正論です。

ちなみに2017年は私にとって学部4年、2018年は大学院1年にあたり、12月~3月は卒論と院試の勉強に励んでいました。

大学院試は他大学を受験し、大学院に入った後すぐに留学できるようにお金の問題は早めに解決しておこう、ということで奨学金へのアプライを先に済ませてしまったわけです。

大学院入学後、5月あたりからそろっと準備を始めなきゃな、と思い、大学が持っている協定校一覧から

自身がやりたいこと、学びたいことを踏まえて学校を2~3校に絞り、大学の先生と相談をしました。

なぜUBCにしたのか。

一番の理由は自身の所属する大学から、協定を結んで以降誰も行ったことがないからだ。カナダという国自体は日本人学生も多く、未開の地ってほ度ではないけれど、何事も「はじめ」はスリリングで面白いのかな、と私は思ったのでUBCに決めました。

6月にUBCと繋がりがある先生にアポをとり、本格的に「UBCに行く」決心をし、メールでのやりとりをはじめは先生を通して行いました。そして自身が所属を希望する研究室の先生ともメールでやりとりをしました。そこで留学中のposition?をVIRS(VIsiting International Research Student)として受け入れを了承をもらい、中旬にはLetter of Acceptance がPDFで送られたてきました!!やったぞ!

あとはいつカナダ入りするかを決めさえすれば学生ビザ(study permit)や航空券の購入が可能になります。自身が実際に学生ビザを申請したのは夏休みの8月でした。

オンラインで学生ビザの申請をしましたが、かなり苦戦しました。Web申請で必要なPDFのダウンロードが、まずなぜかMacに対応していないという・・。実際にカナダのビザを専門に扱ってるデスク?に問い合わせメールを送ってみたら回答がきました。

なので大学の研究室のWindowsで申請をしてなんとかまず書類をダウンロードして色々記入していき、提出しました。申請方法はこの記事では割愛します。

そして航空券を9月に予約しました。12月中旬に日本を発つ便を予約しました。

11月は保険関係のことを済ませました。この保険に関しては日本で大学側が勧める保険もありましたが、UBCからiMEDという保険に入るようメールで詳細が送られてくるのでそれに加入しました。

そして12月中旬に日本を出発しました。その2日前くらいに携帯のSIMカードのロックを解除したり、引っ越しなどなどやることはたくさんありましたが、ざっくりこんな感じです。